桜田義孝・文科副大臣「放射能汚染された焼却灰は、原発事故で人の住めなくなった福島に置けばいい」
汚染灰「人の住めない福島に」 桜田・文科副大臣が発言
http://www.asahi.com/politics/update/1007/TKY201310070010.html
福島第一原発事故で放射能に汚染されたごみを焼いて出た焼却灰の処理をめぐって、桜田義孝・文部科学副大臣が千葉県北西部の市長や国会議員らとの懇談会の席上、「(焼却灰は)原発事故で人の住めなくなった福島に置けばいい」と発言していたことがわかった。
これは酷いとしか言いようがない。
「私個人がそういった主張をしているわけではない」と言い訳してるみたいだけど、
自分の中にもそういった思いがなければ発言しないでしょう。
被災者みなさんは自分の家に帰れることを信じて今も頑張っているわけだから、
そういった想いを踏みにじるかのような発言だよね、いやはや。
しかし、現実的なことを考えたら何とも言えないけれど。
原発周辺地域のほんとに住めなくなっているところに焼却灰を置くという選択肢は
リアルに考えていくべきなのかもなと、そう思わなくもないです。
将来的にも絶対住めないであろうと分かっている場所はあると思うので、
それを早々に公表して、該当世帯には別の場所に住んでもらうよう配慮すべきだと思う。
それから、焼却灰の保管場所をこちらも早く確保すべきなんじゃなかろうか。
こんなことをやっちゃうと絶対批判が出るのは確実だろうけども、
ほんとに福島の方や国民の将来のことを思えば、やはり決断は必要でしょう。
自分の政権のうちでは決断したくない、と思う人ばかりだと思うけれど……。
福島第一原発収束作業日記: 3.11からの700日間
posted with amazlet at 13.10.07