田原総一朗「原発反対と言っている党には全くリアリティがなかったから選挙に負けた」
インフラ再整備の公共事業で、今年は景気が良くなる!−田原総一朗氏インタビュー
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原発反対を言っている党が、肝心の原発について、全くリアリティがない。一種の夢のようなことを言っていた。ということで、国民は「原発なんかどうでもいいや」とは思っていたのではなく、原発反対と言っている党のリアリティの無さにあきれ、「しらけ」を買って、票を減らした。
この最たるのが民主党である。皮肉なことだけど、原発を3年で考えて、10年で方向を示すといった自民党が、逆にリアリティがあって見えた。皮肉なことにね。
これは衆院選の話なわけなんだけど、ほんと言われている通りリアリティがなかったね。
原発即時ゼロとか言っていた社民・共産あたりは特に。
現に今止まっているいるんだから再稼動しなくても良いじゃない、
というのが彼らの言い分なんだろうけど、
じゃあ完全に停止した場合の代替エネルギーはどうするんだ? という話になってくる。
今は海外から買っているというか、
ジャパンプレミアムという名のぼったくり価格で買わされているわけだけど、
このままでいいの? という話になってくるよね。
さらには、原発を止めた後の作業員の雇用であったり、
安定供給できなくなった場合の大企業による日本離れの対策はどうするんだ?
という問題がほんとに山積み。
脱原発って言っているだけで国民がついてくると思っている、
言わば有権者をなめたような選挙活動がしらけを買ったということなのでしょう。
選挙なんて耳心地の良いことを言っておけば票を入れてくれるだろうという
その腐った根性の持ち主は早々に退場してもらいたい。