尖閣諸島・国有化に先立ち、危機を引き起こす恐れがあるとしてオバマ政権が反対していたことが判明

尖閣国有化、「危機引き起こす」 米前高官、日本に警告と明言

オバマ米政権が昨年、日本政府による沖縄・尖閣諸島の国有化に先立ち、中国が強く反発し危機を引き起こす恐れがあるとして、反対する考えを当時の野田政権に伝えていたことが9日、分かった。東アジア政策を中心的に担っていたキャンベル前米国務次官補が共同通信に明らかにした。同氏は、中国の理解を得られたとの認識の下で日本側は購入に踏み切ったが、その認識は誤っていると米側は考えていたとも述べた。


野田政権にその旨を伝えていたらしいんだけど、強行されたというわけか。
改めて、なぜあの時あんなに急いで国有化したんだろうね? いまだによく分からん。

とはいえ、アメリカさんに言われたからって手を引っ込めるというのも癪なので、
日本の考えで事を推し進めたという点だけは良かったのかもしれない。

しかし、日本側が「中国の理解を得られた」と思っていたとする話はほんとなんだろうか?
その当時まったくそんな情報は出てなかった気がするんだけど。

日中の水面下で多少の交渉はしていたのだろうけど、
相手に納得してもらえるとは到底思えない問題だよね、普通に考えて。

だけど、元々日本人の方が所有者なんだから日本の領土ってことにはならないの?
とストレートに考えてしまうんだけど、一般人感覚としては。


そんな中こんな話題も。

日台、尖閣の漁業取り決め調印へ 共同管理で中台連携阻止

日本と台湾は、沖縄県尖閣諸島(台湾名・釣魚台)周辺の漁業権をめぐる取り決めに調印することで合意した。台北市で10日にも、約4年間中断していた漁業協議を正式に再開し、調印する見通し。日台の交渉筋が明らかにした。

台湾とはまだ交渉ができるパイプがあるのだろうね。



尖閣諸島 - Wikipedia

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