【ミサイル問題】北朝鮮が開戦しない4つの理由
最近、連日のように北朝鮮のミサイル問題の報道がなされているわけだけど、
「撃つぞ、撃つぞ」と言いながら一向に動きを見せない彼らに対して、
ヤキモキするとともに不安に思っている方も多いと思う。
そんな中で、「北朝鮮が開戦しない4つの理由」というものを
韓国のメディアが取り上げていたのでご紹介。
北朝鮮が戦争できない4つの理由=ソウルへの攻撃はありえない―韓国メディア
1.金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は米国の圧倒的軍事力をはっきりと理解している。これは今世紀初頭のイラク戦争からも明らかである。
2.北朝鮮が韓国の首都ソウルを攻撃することはありえない。ソウルには20万人の在韓中国人が住んでいる。中国が恩をアダで返すようなまねを許さない。
3.軍事力不足。米軍・韓国軍共に陸海軍において最新設備を備えている。
4.金正恩が本当に望んでいるのは、自分の政権を長期にわたって維持するための平和である。仮に開戦すれば失うものが多く、リスクが大き過ぎる。
これはあくまで希望的観測ってことになるのだろうけど、
まあ普通に考えたら北朝鮮には戦争はできないよなと思うのが
常識になりつつあるという感じなのかもしれない。
先日、ピョンヤン在住の人間に電話インタビューしているところが
テレビで流れていたけれど、それによれば北朝鮮の国民からしても
“戦争したら負ける”と思っているというのが現状のようです。
そもそも軍人ですら栄養失調の人が多いとも言っていたし、
要するに食糧事情が悪すぎて“元気な人間がいない”ということなのだと思う。
しかし、「窮鼠猫を噛む」という言葉があるように、
最後の最後まで追い込まれた後に一体何を仕出かすかが分からないという部分を
関係各国が一番恐れている、そういうことなのだろうなぁ。
それにしても、軍事力不足だというのなら
もっとサイバー攻撃の方に力を注げばいいのにね、と思わなくもない。
北朝鮮からしたら逆にやり返されたとしても、
ネットワークに繋がっている施設も少ないだろうから怖くないだろうに。
まあ、それよりも核保有国として認めてもらいたいということか。