中国軍幹部が射撃管制レーダーの照射を認める 「艦長の緊急判断だった」

中国軍幹部、射撃レーダー認める 「艦長判断」「領空侵犯は作戦」
http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013031701001643.html

中国海軍のフリゲート艦が1月に海上自衛隊護衛艦にレーダー照射した問題で、中国軍の将官級など複数の高級幹部は17日までに、共同通信の取材に対し、攻撃用の射撃管制レーダーを照射したことを認めた。その上で「艦長の緊急判断だった」と述べ、計画的な作戦との見方を否定、偶発的な事案と強調した。


この問題に関しては、先月中国外務省が「日本の捏造」だと言い張っていたのに、
今回こんな展開を見せるとは思いもよらなかったなぁ、まさかまさかという感じです。

レーダー照射自体も軍が勝手に行い、
今回の発言も軍が勝手に喋っているという構図なんだろうか?

党が軍を掌握できていないことを見事に露呈してしまっているような気がするんだけど、
ほんとに大丈夫なのか、これって。非常に心配になってくるものだ。

何か突発的な事象が起こった時に、
中国軍みたいな規律があってないような組織だと怖いとしか言いようがないね。

先日、中国国内では新指導部が発足されたわけだし、
しっかりと統制を取ってもらいたいものです。


>追記。
中国からすかさず否定が入ったようです。

射撃レーダー照射、改めて否定=日本の一部報道で中国国防省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130318-00000088-jij-cn

中国国防省報道事務局は18日、中国海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦へのレーダー照射問題で、中国軍幹部が射撃管制用レーダー照射を認めたとする日本の一部メディアの報道について「事実に合致しない」と改めて否定する談話を発表した。

同局は「日本側がマスコミを使って大げさに宣伝し、中国軍の面目をつぶして、国際社会を誤解させるのは、下心があってのことだ」と非難。「日本側は深く反省し、無責任な言論の発表をやめ、実際の行動で両国関係の大局を守るべきだ」と求めた。



中国人民解放軍 - Wikipedia


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