アメリカのシェールガス会社が経営破綻、生産過剰による値崩れが原因

シェールガス会社が破綻=生産過剰で値崩れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130402-00000013-jij-n_ame

非従来型の天然ガス資源のシェールガスなどを生産する米エネルギー会社GMXリソーシズは1日、オクラホマ州の連邦破産裁判所に対して、連邦破産法第11条民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した。

米国産シェールガスに対しては、安いエネルギーとして日本から注目が集まっている。だが、「シェール革命」による生産過剰で、米国では天然ガス価格が2008年のピーク時から3分の1程度に値崩れしており、GMXの経営も行き詰まった。


このニュースは驚いたなぁ。

日本でも次世代のエネルギーとして注目が高いだけに結構な衝撃です。
シェールガス革命”とは何だったのか? と言わざるを得ない。


社会一変、想像以上だった「シェール革命」 米で原発廃炉相次ぐ
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130401/biz13040109210003-n1.htm

シェール層のガスやオイルの開発ブームが世界のエネルギー事情と社会を一変させる「シェール革命」。その中心地の米国で取材していて、また気になる動きが広がってきた。廃炉や操業縮小に追い込まれる原子力発電所が相次いでいるのだ。老朽化や東京電力福島第1原発事故を受けた規制強化に加え、シェール革命で原発のコスト競争力が低下している。


つい昨日にも上のような記事が出ていて、
原発に取って代わるとか凄過ぎるじゃないかと思っていた矢先だというのに。

そんな生産過剰になるほど地中に蓄積されてるとか、
日本から見たら羨ましい限りだよね。

外国から天然ガス等のエネルギーをジャパンプレミアムという
ぼったくり価格で買っているという現実がここにはあるというのに、まるで次元が違うわ。

日本から買うことは出来ないのかなぁ? しかし、日本の電力会社が買ったとしても、
それによって消費者の電気料金を安くしてくれるとはとても思えないですが。



シェールガス - Wikipedia


シェールガス革命で世界は激変する
長谷川 慶太郎 泉谷 渉
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