室井佑月が除染作業員の労働環境について語る
4月5日の毎日新聞朝刊に、福島第一原発事故に伴い、福島県で進む国直轄除染の作業員が、未だに過酷な労働環境に置かれている、という記事が載っていた。国直轄除染は国から、日当とは別に危険手当1万円が支払われることになっている。
だけど、現場にいる作業員は1日1万1千円しかもらっていないとか。
ということは、会社側が作業員に支払っているのは、日当1千円ということになる。ほんでもって、おかずが野菜を茹でただけの夕食だったり、1人当たり2畳で寝起きしなければならなかったり……。なんでも朝食は100円、夕食は200円で作られていたみたいだ。
インタビューに答えた男性は、原発から20キロ圏内の急斜面で草刈りを任されていた。
男性はいっている。「人間として扱われなかった」
そう思って、当たり前だよな。危険な場所で仕事して、日当1千円。肉体労働なのに、茹でた野菜だけの夕食。どこの国の話ですか?って感じだ。
(未だにこんな状況なんだ)あたしはびっくりした。
だって、この問題は少なくとも去年の衆院選の前に新聞に出ていた。何度も出ていた。
福島県の除染作業員の待遇はいまだにこんな現状なのかと。
非常に由々しき問題ですな。
下請けの下請けの下請け、中抜きの中抜きの中抜き、みたいな感じで、
ピラミッドの上の人は何もせずとも儲かっており、
底辺の人は上記のような「茹でた野菜だけの夕食」みたいな扱いとかね、酷すぎだわ。
ま、そういった問題もさておき、
正直この室井佑月の文章の酷さにもビックリしてしまった。
室井 佑月(むろい ゆづき、本名非公開 )は日本の小説家、随筆家、タレント。
曲がりなりにも小説家と名乗っている限りは
もうちょっとまともな文章を書いてくれよと思えてならない。
ブログ等ならまだしも週刊誌だもんね。
彼女のキャラみたいなものをそのまま投影しているのかもしれないけれど、
それにしてもって感じがしてしまう。
まあでも、最近小説なんて書いてないのだろうからなぁ…。
しかし、テレビの出演も色々とこなしていて
歯に衣着せぬコメントで“社会派”を売りにしてる部分もなんだか鼻につくのです。
彼女はこれからもこういった路線で突き進むのだろうか?