“スパイ”に関わる専門家育成を日本政府が検討してるらしい

「スパイ」育成を政権検討 NSC創設に関連
http://www.asahi.com/politics/update/0529/TKY201305290488.html

菅義偉官房長官は29日の記者会見で、安倍政権が創設を目指す「国家安全保障会議(NSC)」に関連し、「国民の安全に直接関わる情報収集は大事だ。対外人的情報収集に携わる専門家の育成に努めることは極めて大事だ」と述べ、諜報(ちょうほう)に関わる専門家育成に力を入れる考えを示した。

日本には米中央情報局(CIA)のような諜報活動を行う情報機関はなく、NSC創設に関する有識者会議でも必要性を指摘する声が出ていた。


こういった専門的な情報機関や育成機関がこれまでなかったというだけで、
諜報活動をしている方自体は普通にいるんだよね? もちろん。

しかし、北朝鮮問題であるとか、今年はじめに起きたアルジェリアの人質事件を受けて、
「表立ってそういった専門的な機関が必要だ」という話になったということなのかな。

中央情報局 - Wikipedia

アメリカのCIAがいつ設立したのやら知らないけれど、
少なくとも1940年代には存在していたわけだから、
それから考えても日本とは約70年もの差があるんだよね。

なんでこんなにも遅れてしまっているんだろうか? 不思議な気がしてならない。



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