オバマ大統領「中国は日本がアメリカの同盟国であることを認識する必要がある」と、中国を強く牽制

オバマ氏「日米は同盟国、認識を」 中国の新型大国論、会談時に牽制

オバマ米大統領が7、8両日に米カリフォルニア州で行われた米中首脳会談で「まず中国側は、日本が米国の同盟国であることを認識する必要がある」と発言していたことが12日、分かった。習近平国家主席尖閣諸島沖縄県石垣市)の領有権を主張し、歴史問題について自説を繰り返したのに対し、オバマ氏が同盟関係に言及して強くくぎを刺し、日本への軍事的挑戦は認めないという立場を改めて表明した形だ。

また、オバマ氏が会談で「米国は、日本と日本の民主主義を完全に信頼している。日本は成熟した民主主義国だ」と述べたことも判明した。

2日間計8時間に及んだ会談では、習氏が約40分にわたり尖閣や歴史問題に関する中国の主張を一方的に述べ続けたり、1時間にわたりペーパーを読み上げながら同様の発言を行ったりするなど、何とか米国を自国側に取り込もうとする態度が顕著だった。オバマ氏は、そうした中国側の前のめりの姿勢に同調しなかったといえる。


オバマさんて非常にビジネスライクで、とくに日本に対しては冷淡なイメージだったんだけど、
今回の発言はほんとに有り難い感じがしてやまないね。

まあ強気に出てくる中国を牽制する意味も強いのだろうけど、
経済なメリットが多分にあったとしても、
そう簡単に中国と組まないという姿勢はちょっと安堵してしまうものだ。

やっぱり民主主義国家じゃないと、透明性という部分でも疑問視するだろうし、
米中で世界を掌握していこうぜとか中国から言われたとしても、
いつ裏切られるかという不安感しかないでしょう。

それにしても、“1時間にわたりペーパーを読み上げた”っていうのは狂気の沙汰ですな。
そこから英語に通訳していったとして、どれだけの議論が出来たのだろう?



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