田原総一朗「右からは左翼、左からは右翼と言われ、僕は随分誤解されている」

『塀の上を走れ』田原総一朗
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20130531/President_9471.html

右からは左翼、左からは右翼と言われ、僕は随分誤解されている。だから78歳になって、この辺で人生を総括しようと思った
自伝『塀の上を走れ』を上梓した理由を田原総一朗氏はこう語る。右でも左でもなければ、何者なのかと尋ねると、「ただのやんちゃ坊主」と笑う。

朝まで生テレビ!』や『サンデープロジェクト』では、左右上下から鋭く批判して、体制側の本音を引き出した
「僕はある意味で体制を評価していた。突っつけば新しいアイデアが出てくると思っていた。ところが叩けば響くどころか、海部俊樹宮沢喜一橋本龍太郎と3人続けて首相が失脚してしまった。もはや体制なんてないんだと思って、突っつくだけではなく、対案をつくらなければいけないと考えるようになった」


「左右上下から鋭く批判」って、ようするに“やんちゃ坊主”なんかではなく、
ただの“あまのじゃく”に思えてしまうんだけど。

ある事象を語る時に必ず否定から入る人、難癖つける人って結構いるよね。
的確に批判しているとしてもそこからしか議論が始められないとなると、
そんなに印象が良いものでもない気がする。

とはいえ、田原さんも御歳78歳、後期高齢者なわけですよ。
高齢の政治家の中に入っても田原さんの方が目上であることも多いだろうから、
人生の先輩の話はちゃんと受け止めようという感じなのかもしれないですな。

ま、完全なる僕の妄想ではあるけども。



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